自動車のもらい事故で保険金20万円を受け取った話
今回の話は実体験に基づきます。
あくまで一つの例として読んでいただければ幸いです。
Contents
保険金を受け取るまでの流れ
事故当日
先日飲食店の駐車場内でもらい事故に会いました。
車内で携帯をいじっているとガコッと大きな音がして、見てみると車体の左前に駐車スペースを探していた車がぶつかっていました。
相手は20代の男性2人組ですぐに警察、また加入している保険会社に連絡してくれました。
自分も一応加入している保険会社(SBI損保)に電話しました。
そして警察による聴取、現場の写真撮影(自分の携帯)、連絡先交換を行いました。
左のバンパーのずれ、擦り傷などがありました。
警察による確認が終わった後、その日はそのまま帰りました。
少し車が揺れた程度で自分にはケガは明らかになさそうなので病院には行きませんでした。
数日後
相手型の保険会社(興亜損保だったと思います)から連絡がありました。
修理の見積もり等を出してほしいとのことでした。
そこでディーラーに行き、修理の見積もりを頼みました。
バンパーが全交換ということもあり全部で20万強の修理費が見積もられました。
調べると事故での修理費は修理に使うだけでなく、車の買い替え費用としても使えるようです。
自分の車は社会人1年目で買った中古車なので年式が古く、近々買い替えたいと考えていたため相手の保険担当者に「車を近々買い替えたいので修理後の実費ではなく、見積もりを振り込んで欲しい。」と伝えました。
保険金の支払いをするにあたり、保険会社の方でもその修理費が適正なものであるか審査が必要とのことでした。
ディーラーの担当者にもその旨を伝えると、実際に受け取る保険金の5%の手数料で保険会社とディーラーが直接交渉をしてくれるとのことでした。
20万の修理費だと約1万の手数料ですが、専門的知識がないと、向こうの保険会社との交渉は難しいと判断し、ディーラーに交渉をお願いすることにしました。
さらに約2週間後
ディーラーより連絡があり、保険会社との協議で修理費用が20万強に確定しましたと連絡がありました。
保険会社からも連絡があり、修理費を振り込んでもらう約束をしました。
このとき言われたのが「修理費はあくまで予想なのでもし実際に今後修理して今以上の金額がかかっても保証はできない。」とのことでした。
これはディーラーでも言われました。
見た目からは20万で修理できそうですが、実は内部にも損傷があり、それも修理すると予定より多くの金額がかかる可能性があります。
ですが自分は修理をせず、現金を受け取る選択をしました。
結果的には初期見積もりとほぼ同じの20万強が保険会社から指定した口座に振り込まれました。その5%をディーラーに払い、一連の流れは終わりです。
約1週間後
保険金が銀行に振り込まれました。
大体受け取りまで1ヶ月程度かかりました。
見積もりまで少し都合が合わず時間がかかってこの時間なのでもっと早く終わるかもしれません。
豆知識
次に自動車保険に関する豆知識を紹介して終わります。
何事もそうですが、突然起きたことに動揺せず、その場で判断しないでいろいろ調べてから話を進めましょう。
弁護士特約は必要?
今回はすんなり相手が非を認め(目の前で起きたので言い逃れようがないですが・・・)てくれましたが、相手が交渉に応じないことや保険に入っていない、支払い能力がないなどの事態もあり得るので弁護士特約は必要だと思います。詳しくはこちらで以前解説しています。
保険金には一時所得になる?
こちらのページを読むと利益ではないので所得税はかかりません。
少しでも体調が気に慣れば病院へ
事故の際は異変がなくても後から後遺症が出たりするので軽いと思っても医療機関の受診をし、かかった費用(交通費も)は控えておきましょう。今回はかるくこすっただけでさすがにどこもケガはしていないため病院には行きませんでした。
修理工場はどこにすればいい?
向こうの保険会社が修理工場を紹介してくれると最初に申し出がありましたが、流石に保険会社の手持ちの工場では修理費用が安く見積もられるのではないかと懸念し、「自分でディーラーに持っていきます。」と言いました。これが正しい方法なのかは不明です。
修理費用には上限がある
『修理代が車の時価より高額になる場合は全損扱い』になります。
車の時価は古い車だとかなり低くなるので注意が必要です。今の自分の車は最低でも20万の時価があったということになりますね。こればっかりはそういうルールなので従うしかありません。
まとめ
自動車事故は初めての経験ですが特にトラブルなく示談することができました。
実はこうした方が良かったなどもあるかもしれません。
みなさんももしもらい事故にあった際は参考にしてくださいね!
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