ソーシャルレンディングは高利回りの定期預金?

ソーシャルレンディングは小さいファンドに投資することと同じ。
ファンドの信頼は何で決まるのか再度確認しよう!

ソーシャルレンディングとは?

ソーシャルレンディングとは『ネット上でお金を借りたい人、企業』と『ネット上でお金を貸したい人、企業』を結びつける融資仲介サービスである。
wikipediaより

簡単にいうとファンドですね。

分配金・償還金(収益を投資家に配分)の図
楽天証券HPより

投資信託やETFは公募ファンドと言うのは前に説明しました。

公募ファンドにはアクティブファンドとインデックスファンドがあります。

一方ヘッジファンドは私募ファンドでしたね。

ソーシャルレンディングはこれらの中間的存在で、どちらかと言えば私募ファンドに近いと考えられます。

結論から言うとヘッジファンドの記事で言った通りソーシャルレンディングはおススメしません。

それは詐欺にあうリスクと、詐欺でないにしてもリスクとリターンが見合わない商品を買わせられる可能性が高いからです。

詐欺にあうリスクとはポンジスキームにかかるリスクです。

ポンジスキームの怖いところは最初の内は全く見分けがつかないことです。

ポンジスキームについてはヘッジファンドの記事に詳細を載せています。

ソーシャルレンディング会社でも今まで悪徳業者として行政処分を受けた会社がいくつも存在します。

ソーシャルレンディング運営サイトを見てみよう!

ググると出てくるソーシャルレンディングサイトである「Owners book」より以下のような広告がありました。

利回り3.5%、5%の不動産投資ですね。

思ったより利回りが高くないです。ここで思い出してほしいのはインデックス型投信積立の期待利回りは5~7%程度ということです。

逆に言えば年2~6%の利回りを目標に運営しているこの投資はそこまでリスクが高くないような印象です。手数料もかからないみたいですし。。。

もし詐欺でお金を巻き上げたいならもっと利回りを良く見せてたくさん加入者を増やすはずですからね。

う~ん。以外とハイリスクではないように感じてきました。

投資方法はシンプルで会員登録をし、自分の投資したい物件(商品)に入金するだけです。

それだけで規定の利回りに応じた配当金を受け取れます。

またこの「Owners book」のサイトには以下のようなメリットとデメリットが記載されていました。

メリット

  • 高い利回り:定期預金や個人向け国債等と比較すると高い利回りになることが多く、株式投資のように利回りが不確定になりづらい。
  • 1万円からの少額投資が可能:少額投資が可能であるため、手軽に投資できて分散投資しやすい。
  • 運用の手間がない:投資実行後、運用期間中はほとんど手間がかからない。

デメリット

  • 解約ができない:一度投資を実行すると、運用期間が終了するまで現金に換えることはできない。
  • 元本保証がない:貸付先が債務不履行(デフォルト)となった場合等は元本が毀損する可能性がある。
  • 一部案件では情報開示が限定的:一部の案件では、投資家に対して貸付先・担保不動産の情報開示が限定的であり、投資の判断材料が少ない。

インデックス型投信積立と比べてみよう!

一つ一つ吟味していきましょう。やはり比べるのは投資初心者の王道インデックス型投信積立です。

  • 高い利回り

確かに定期預金や債権よりは圧倒的に高い利回りですがインデックス型投信積立と比べ特に高いわけではなさそうです。(少なくともこのソーシャルレンディングサイトでは)

  • 1万円からの少額投資が可能

インデックス型投信積立は数百円から可能です。

  • 運用の手間がない

インデックス型投信積立も手間はほぼありません。

  • 解約ができない

インデックス型投信積立はいつでも解約できます。

  • 元本保証がない

インデックス型投信積立でも同じですね。ただどちらがリスクが高いのでしょうか。

ファンドの基本は信頼度です。途中で会社自体が潰れたり、運用が中止になってしまえばいくら真面目に運営してくれていてもしょうがありません。

この会社の資本金は20億とあります。

今自分は積み立てNISAで三菱UFJ国際-eMAXIS Slim 先進国株式インデックスに投資していまうす。つまりこのファンドに投資しているということです。

この投資信託の純資産は840億円となっています。楽天VTIも850億円です。

こう見るとやはり日本の一企業が運営しているので大手投資信託と比べると資本金としては少ないですね。

リスク分散としても単一の不動産に投資するものと全世界の先進国株式に投資するのではやはりインデックス型投信積立に分があるように感じます。

インデックス型投信積立は15年以上の長期積み立てで元本割れしなくなるという過去のデータがあります。

厳密には株式と不動産で比べるのは困難なので若干好みになる部分はありますが以上の理由から自分はインデックス型投信積立の方が元本保証の可能性は高いと判断します。

  • 一部案件では情報開示が限定的

これが非常に怖いです。素人にはもはや限定されているかどうか判断するのも困難です。

この表現をわざわざしてくれるところは好感が持てますが、情報が十分でない案件にお金を入れるのは少しはばかられますね。

結局どっちがいい?

まとめると自分は信頼と実績のあるインデックス型投信積立を選択します。

あえてソーシャルレンディングのような投資をする理由が見当たりませんでした。

インデックス型投信積立より高利回りのものであれば検討する価値はある(もちろんよりハイリスクになりますが)のですが同じリターンであればあえて選ぶ必要もなさそうです。

自分はミドルリスクミドルリターンである株式のインデックス型投信積立を長期で行うことによりローリスクにしています。このようなソーシャルレンディングでは何十年といった長期での投資はできず、複利のうま味も手にすることができません。

悪徳業者はどんな感じ?

こちらのサイトに

タテルというソーシャルレンディング会社が不正行為をし、サービス終了になったと書いてあったので少し調べました。

右肩上がりで利益を上げていましたが2018年の不正発覚後急激に落ちています。

なぜ順調に経営が行われていたにも関わらず不正行為などしていたのでしょうか。

理由は2つ考えられます。

①常に不正行為をしていたので利益を出せていた。でも2018年にバレた。

②利益が減ってきたので取り返すために2018年から不正行為を行った。

ここで怖いのは①です。なぜなら2017年までの報告書を見るだけでは真面目な起業がしっかり業績を上げているようにしか見えないからです。

こういう例があるため手数料が無料とか、利回りが5%前後であるとか東証一部上場企業だとかは全く信用する理由にはならないことがわかります。

「TATERU 評判」でググれば不正発覚前は評判が良かったことがわかります。

それでは「Owners book」も絶対不正行為を行っていないと言えるでしょうか?(あくまで個人の推測です。)

ソーシャルレンディング会社には一定割合の詐欺会社があるため金融庁は注意喚起しています。

まとめ

ソーシャルレンディングやるならインデックス型投信積立をやろう!

コメント

  1. Brianbap より:

    You’ve very well info in this case.

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