e-TAXを使えば確定申告は簡単にできます。
知っているだけで何十万も還付金が変わってきたりするのでものすごく大事な作業です。
ここでは確定申告のやり方とおお得な節税情報をお伝えします。
確定申告が必要な人
いつもの通り国税局HPを見ると
と書いてあります。
個人の場合年金や退職金がある方を除くと一般的に次の3つです。
①給料が年2000万以上
②給料以外に20万以上の副業収入がある。
③2か所以上から給料をもらっている。
自分は③に該当します。
e-TAXでの確定申告のやり方
にアクセスして手順通りに進めれば終わり!
なんですが少し説明を加えます。
まず「個人で確定申告をするには」をクリックしてください。
確定申告書を作成するを選択。
作成開始をクリック。
真ん中のID・パスワード方式を選択。
このような書類に記載されているID・PWを入力します。
すると各種入力画面に進むことができます。
ID?PW?
この書類は運転免許証などの本人確認書類を持参し、最寄の税務署に行けば作成できます。
一度作成すれば同じIDで何年も確定申告できるので頑張って取得しましょう!
入力しよう!
さていよいよ金額など数字を入力していきます。
良く確定申告のためのソフトなどが売っていますが、我々サラリーマンの確定申告は素人でも30分以内にできます!
チェックして生年月日を入れるだけ!一瞬です。ちなみに生年月日は適当にしてます。
ほとんどの方は給与のみだと思います。
こちらもチェックするだけです。
次に給与を入力します。
源泉徴収書を給与を受け取った場所の分用意します。
誘導に沿って数字を入力します。とても簡単です。迷うところはないと思います。例として2か所の勤務先から合計1200万の所得があるとして進めます。
次に所得控除の入力です。
ここが一番重要なところです。逆にここだけ終わればおしまいです。
たくさん項目がありますが、該当するもののみ入力します。
①雑損控除
災害や盗難などで資産が減った場合に使用できる控除です。普通はあまり機会がないと思いますが知っておくと良いです。
②医療費控除
で詳しく説明しています。
17万の医療費がかかったので7万が控除の対象です。
全ての領収書を取っておくと良いです。
医療費集計フォームというExcelファイルをダウンロードできるのでそこに一つ一つ金額を入れていきます。そしてアップロードすると一気に入力が完了し、計算されます。
③社会保険料控除
基本的に年金+健康保険料です。
自分の場合協会けんぽの任意継続と国民年金が該当します。
どちらも自分が今年いくら保険料を払ったかはがきが届くので無くさないように保管しておきましょう。
注意点は扶養家族分も計算に入れていいことです。妻や子はもちろん、親や他の親族が扶養に入っており自分が支払ったことが証明できる(自分の口座やカードから支払いが行われている)なら控除に加えることができます。
④小規模企業共済等掛金控除
こちらは自分の場合iDeCoですね。
23000円×12か月で276000円です。
勤務先で小規模企業共済に加入している場合はその掛け金が控除されます。
⑤生命保険料控除
⑥地震保険料控除
地震保険に加入していれば入力します。
⑦寄附金控除
所謂ふるさと納税です。
ワンストップ特例制度などを用いると結局煩雑になります。
各自治体からもらった書類をきちんと取っておけば金額と住所を入力するだけなので簡単です。
⑧寡婦、寡夫控除、勤労学生控除、障害者控除
該当していれば入力します。
⑨配偶者(特別)控除
配偶者がいれば入力します。
⑩扶養控除
親に仕送りしていれば控除できるかもしれません。確認しましょう。
次に進みます。
あまり入力の必要のない方が多いと思うので割愛します。
外国株を持っていてその配当金をもらっている方、株などで損をした方で節税したい方などはここで入力が必要です。
基本的に株は特定口座で取引しているので勝手に税が徴収されます。そのため確定申告は必要ありません。
ですが外国株の配当金の場合は外国の税金もかかり、2重課税になるのでここで取り戻すことができます。自分はあまりに少ない配当金のため手間を考えると確定申告は不要と判断しました。
株で大損した場合、損を来年の利益と相殺することで節税が可能です。
全て入力し終えるといくらお金が戻ってくる(追加で支払う)かがわかります、
あとは住所やマイナンバーなど入力すれば確定申告は終了です。
源泉徴収表や医療費のレシートなどを提出する必要はありません。しかし、5年はいつでも参照できるように保存する義務があります。
やってみると意外と簡単です。
大事なのは書類を全て無くさないことです!笑
再度必要な書類をまとめます
・医療費領収書
・年金、保険料の支払い証明書
・医療保険、生命保険、地震保険、小規模企業共済(iDeCo)の支払い証明書
・ふるさと納税通知書
コメント
[…] 療費控除など他にも様々な控除が受けられる可能性があるので確定申告は必ず毎年やるべきです。だからワンストップ特例制度は不要だと思います。 【簡単】確定申告のやり方【30分】 […]