【節約】MVNO(格安スマホ)のススメ

大手キャリア(docomo、AU、softbank)を使っているならMVNO(格安スマホ)に変えるだけで大きく節約が可能。
格安スマホのデメリットを理解して価値に見合うか考えよう!

MVNOって何?

MVNOとは「Mobile Virtual Network Operator」の略称です。

ただこの名前はあまり重要ではありません。

大事なのは大手キャリア(docomo、AU、softbank)は自分の回線(電波塔)を持っているのに対し、MVNOは大手キャリアの回線(電波塔)を借りています。

つまりdocomo、AU、softbank以外の携帯会社は全てMVNOです。

電波塔の数(質)が通信速度には非常に大きく影響します。docomoではつながるのにAUではつながらない場所があるのはその場所の近くにdocomoの電波塔しかないからです。

MVNOはdocomoの電波を借りている会社、AUの電波を借りている会社、softbankの電波を借りている会社、複数社の電波を借りている会社があります。

例えば楽天モバイルならdocomo、AUどちらの回線にするか選べます。

楽天は第4の大手キャリアになるべく、自分で電波塔を建て始めています。
電波塔を建てるメリットは何といっても回線速度の向上でしょう。

MVNOのメリット

MVNOのメリットはズバリ安さです。

MVNOが安い理由の一つは自分の電波塔を持っていないことです。
自分で電波塔を建てたり、管理する必要がないため通信費を安く設定することができるのです。

MVNOのデメリット

圧倒的なデメリットとして回線速度が遅いということが挙げられます。

docomoの回線はdocomoユーザーがメインで使うためMVNOに割り当てられる電波の量は少なくなります。

そのためイメージとしては狭い道をたくさんの車が通るのと同じように電波が渋滞を起こしてしまい、速度が遅くなるのです。

特に昼や夕方など、みんなが良く使う時間帯はより渋滞が激しくなり速度がかなり落ちます。

格安スマホも最初は速度が速かったのですが、MVNOに乗り換える人が増え、狭い道路にたくさんの車が入ってきてしまったため速度は遅くなる一方です。

道路はMVNOが狭いのですが道路の数は一緒なため繋がりやすさなどは大手キャリアと同じです。

docomoのMVNOであればdocomoが繋がれば理論上繋がることになります。

docomo回線を選ぶ人が多いせいか、docomo回線を借りているMVNOが比較的回線が遅くなりやすいそうです。

格安スマホにするべき人

以上のメリットデメリットまとめると携帯キャリアの選び方は

①値段なんか関係ない!速度重視!
②速度なんて必要ない!価格重視!

の2パターンに分けられます。

①の方は大手キャリア(docomo、AU、softbank)
②の方はMVNO

です!

問題なのは何も考えずに今の携帯キャリアを使い続けることで、無駄な固定費を削減するためにも一度見直しましょう。

格安スマホで節約(楽天モバイルの場合)

自分(楽天モバイル)の場合

自分は以前docomoのギガホプランに加入していました。その他に特にオプションはつけていませんがそれでも8000円近い料金がかかっていました。

現在楽天モバイルスーパーホーダイ(2GB)プラン(月2980円)に加入しています。楽天会員で1年間1500円引き、楽天ダイヤモンド会員で1年間500円引きが適用されるので現在月980円で利用できています。

楽天期間限定ポイントも使用できるため料金は全額ポイント払いとなっています。

自分が楽天モバイルにした理由はスーパーホーダイがあるからです。スーパーホーダイとは低速モード(速度制限時)でも1Mbpsの速度が確保されるプランで、普段使う分には1Mbpsで特に困ることはありません。

困るのは高画質の動画を見るときくらいです。

ちなみに楽天モバイルはdocomoとAU回線が選べますが、スーパーホーダイはdocomo回線でしか選べません。

実際に速度を測定すると、低速モードでは普段1Mbpsで昼休みの時間帯などは0.5Mbpsまで落ちます。高速モードでは7~8Mbpsでした。(場所によって大きく変わると思います。)

docomo時代は20Mbpsほどあったため比べるとかなり遅くはなっていますが、この速度に月7000円の価値は自分はないと判断しました。回線速度を重視する場合にはもちろん大手キャリアが良いと思います。

他のMVNOでは低速モード(速度制限)がかかってしまうと128Kbps(1Mbpsの8分の1)まで遅くなってしまうので普段使う分にもストレスがかかってしまいます。

自分は月10GB以上使うことがあるのでこのスーパーホーダイにしましたが、普段から数GBしか使わない人は別の選択肢(別の会社)もあると思います。

ちなみに自分の場合夫婦で月18000円→月2000円になりました。

解約違約金がある場合

解約すると解約違約金が発生してしまう場合が大手キャリアの場合ほとんどだと思います。

大体10000円程度になると思います。ただ月5000円通信費を下げられれば2か月で元が取れるため翌月が解約月でもない限りは早めの変更が吉だと思います。

携帯を変えたばかりの場合

新しい携帯を買ったばかりの場合はSIMロックを解除してもらうことでキャリアを変更しても同じ機種が使えます。

もちろんSIMフリー端末を買うことで自分の好きな端末を使うこともできます。

SIMロックとは携帯をそのキャリアでしか使用できないようにしてある鍵のことです。(docomoのSIMロックならdocomoのSIMカードしか使えない)

SIMカードを携帯に入れることで携帯がそのSIMカードに対応した電波塔を使えるようになるわけですが、SIMカードを交換してもSIMロックがかかっているとその携帯電話は使用できません。

そのため携帯会社にSIMロックを解除してもらう手続きが必要なのです。

SIMロックの解除方法はそのキャリアによって異なりますがネットで手続きも可能ですし、手数料(3000円)を払えば窓口でも対応してくれます。

なので今持っている携帯はMVNOに変えることで無駄になりません。

MVNOの選び方

種類が非常に多いので一概に比較することができません。

会社によっていろいろなオプションもあり、それぞれ強みがあります。

楽天モバイルの強みはスーパーホーダイと楽天電話(1回10分までは無料)、楽天SPU+2倍、楽天期間限定ポイントが使えるというところです。

安さや高速通信時の速度、電話かけホーダイなどこだわりでいろいろ調べるのが良いと思います。

まとめ

本当にその携帯電話料金は価値に見合っていますか?
MVNOで節約を検討しよう!

2020年5月追記
現在楽天モバイルから楽天UN-LIMITに移行しました。そちらについての記事はこちらからご覧ください!
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コメント

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