浪費と消費は違う!

お金を貯めても使わなきゃ意味がない!
「浪費」と「消費」を区別して楽しく生きよう!

お金は使うためにある!

資産運用の方法をお伝えするブログですが、最終的にお金は使うもの。

お金を使わなければ楽しく生きていくことはできません。

お金をかけるべきもの、節約すべきものの区別をしっかりつけることが大事です。

そのためには浪費消費を区別するクセを付けましょう。

「浪費」と「消費」の違い

浪費とは一言でいうと無駄遣いです。

一方消費生活に必須のものです。

例えば「食事」なら最低限のものは消費ですが、外食は「浪費」とも言えます。

大事なのは浪費は生きていくには必要ないものですが生活を豊かにするためには必要なものということです。

「浪費」になるもの

浪費をしないように本当に生きるのに必要なものだけを買っていては生活はつまらないものになってしまいます。(ミニマリストという生き方もありますが。。。)

つまり何かに対してお金を支払うとき必要だから払う(消費)なのか、必要ないけどほしい(浪費)なのか考えることが必要です。

そんなのいちいち考えるの面倒だわ。

別に普段のコンビニの買い物に対していちいち考える必要はありません。

浪費の例を挙げてみます。

数千万円・・・家
数百万円・・・車、結婚式
数十万円・・・海外旅行、ブランド物、貴金属
数万円・・・国内旅行、高級レストラン、最新機種の携帯電話、最新家電、美容、洋服、趣味
数千円・・・外食、携帯電話

これらは消費の部分もありますが、多くの人は浪費として使っています。

例えば車を本当に移動手段としてしか必要ないのであれば古くても、小さくても問題ありません。

ただ実際は見た目や機能を重視します。なのでこの場合、車が必要だから買うのではなく、いい車が欲しいから買うということになります。

「浪費」と「消費」を混同しない

貴金属やブランド物なら浪費として考えるのは自然だと思います。

ただ車や家などは消費の側面もあるため混同している方がいます。

例として人生において最も大きい浪費になり得るマイホームを挙げます。

家を買うときに「今の家賃よりも安いローンで大きな家に住める」「税金が安くなる」などと不動産会社は言いますが、そんな単純なものではありません。

リフォーム代、固定資産税、災害リスク、金利変動リスク、地価変動リスク、引っ越しの制限などのデメリットも全て考慮しなければならないためローンと家賃を比べてもしょうがないのです。

浪費として家を買う(大きな庭やこだわりのキッチンが欲しいなど)であればそれは人生を豊かにするものなので問題ありません。

ですが消費として(家賃を払い続けるより得だから)買うには本当に得をするのか非常に複雑で難しい計算をして考える必要があります。

浪費に無理やりな理由をつけて消費(生活において必要なもの)と勘違いさせることがセールスのテクニックとも言えます。

もう一つ例を挙げましょう。

セールの洋服です。服は生活に必須です。

セールであれば普段より安いのでお得感が出ます。

服は生活必需品だから安いなら買っておいた方が得じゃないの?

本当にその洋服は買う必要があるでしょうか?

セールになるということはある意味人気がなくて売れ残っているということでもあります。

そのような商品に対し、お得感を演出し、売るのがお店のセールステクニックです。

安く買えるからという理由で浪費であるのに消費だと自分に言い聞かせて必要だからと買っていませんか?

安くなっていても生活に必要ないものを買うのは浪費です。

買い物自体がストレス解消であり、浪費として買う分には問題ないですが、安くなっているからといって無理やり消費にする理由をつけてものを買わないようにしましょう。

「浪費」と「投資」

浪費と投資は実はかなり似ています。

どちらも生活に必須ではありません。

ですが明確な違いは投資とはかけたお金より大きなリターンを得ることを前提としていることです。

浪費はリターンは無視しています。

子供の養育費などは投資の例です。

もちろん塾や習い事をさせなくても子供は成長できます。

ただ塾に入った方が良い大学に入る可能性は上がりますし、良い大学に入った方が良い就職先を見つけられる可能性は高まります。

つまり子供の養育費は投資であると言えます。

株を買うのも人生において必須ではありません。

でも未来にかけたお金より大きなリターンを得られる可能性があります。

そのリターンで浪費ができるのです。

大事なことは浪費と投資は似てるけど違うものということです。

マイホーム(マンションも含む)などは投資の側面も大きいですが、素人がリターンを得ることは難しいので実質浪費と考えて下さい。

「マイホームはローンが払い終わった30年後には自分のものになるけど、賃貸は30年家賃を払い続けても自分のものにならないから資産形成としてもマイホームを買うべきだ」と不動産会社は言います。

これも不動産会社の常套句です。

素人が元を取ろう(投資目的として)とマイホームを買うのはかなり危険です。

本当に利益を得ることのできる立地、建物であればとっくに不動産会社が買っています。

ですので自分はマイホームは浪費と割り切るのが良いと思います。

そうすればあとでいくら価値が下がっても後悔しないで済むからです。

浪費は投資とも混同しないようにしましょう。

「浪費」は人生において必要不可欠

先ほども申し上げた通り浪費をしてはいけないことはありません。

お金を貯めているのは最終的に浪費したいからです。

ただ自分が何に浪費したいか考えておかないと、いざというときにお金が足りなくなって妥協しなければならなかったり、欲しくても買えないときがあると思います。

そのため自分はこのような節約意識をブログに書いています。

それは広いマイホームでもいいですし、大きな車や海外旅行でもいいです。

自分は結婚式や海外旅行、外食など「もの」以外に浪費することが多いです。

それと投資(資産運用、子供の養育費)は積極的にしたいと考えています。

まとめ

自分が大きなお金を使うとき、浪費であるかを意識しよう。
浪費に理由をつけて消費や投資にするセールス方法に注意!

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