住友商事:日本高配当株投資シミュレーション(3週目)

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ルール・目標

ルール

  1. SBIネオモバイル証券でまず30社15万円分の高配当株を購入
  2. 配当利回り-配当金全体のその株の占める額の割合が一番高い株を約7000円分毎週火曜の始値で取引

細かいルール・目標こちらから

高配当株の一般的説明はこちら

今までの運用シミュレーション結果はこちら

今週の運用状況は以下の通りです。

株価自体は+5170.4+3.01%です。

セクター比率はこのようになります。

総合商社が続いているため総合商社のセクター比率が増大しています。

今のところ次週も総合商社になりそうです。景気敏感株であり、コロナショックの影響を大きく受け、株価が下がっているためですね。

今週は住友商事!

1216円で6株追加しました。

それでは各種データを見てみましょう。

データは「Yahooファイナンス 株予報」「IR BANK」より引用しています。

ここでは配当実績、業績、財務状況について見ていきます。

業務内容

住友商事も先週の三菱商事と同様に言わずと知れた総合商社です。

インフラもあり、生活に必須な事業を数多く展開しています。

【事業内容】
総合商社、総資産4位(2018年)。6事業部門(金属、輸送機・建機、インフラ、メディア・デジタル、生活・不動産、資源・化学品)の商品・サービス・開発をグローバル展開(世界66ヶ国・135拠点)。
【取扱い商品】
金属(鋼材、鋼管、鉄鋼製品、非鉄金属/アルミ・チタン、加工・関連)輸送機・建機(リース・船舶、航空宇宙機器、鉄道車両、自動車、タイヤ、建設機械、鉱山機械、森林機械、産業車両)
Yahooファイナンス 株予報より

配当金

配当金について考えます。
自分のポートフォリオの基準は配当利回り3.5%以上です。
ポイントは配当金の推移と配当性向です。
配当金の推移は言わずもがな増配傾向かが重要です。増配すれば今後さらに利回りを上げてくれる可能性もあります。
配当性向は以下のように計算されます。
配当性向(%)=1株当たりの配当額÷1株当たりの当期純利益(EPS)×100
配当性向が高いということは利益に対して株主に還元しすぎているということになります。

もちろん株主を大事にしてくれているという点では良いですが、利益を全て株主に還元してしまっていては企業が成長できません。

元々高配当の企業は成熟した企業が多く、これから新規事業を展開することはあまりしません。そのため利益は株主に還元するのが主な使い道になります。

ですがあまりに配当性向が高いと配当金で何とか株主を繋ぎとめているということでもあるので経営に関しては不安材料です。

自分は50%以下を目安にしています。

一方ベンチャー企業など新しい会社は利益を新規事業に使用するのであまり配当金は高くない傾向にあります。
では実際に配当金の推移を見ていきましょう。

ここ数年は増配が続いています。

住友商事も三菱商事同様に次回決算報告は5月8日の予定ですが今のところ次回配当は80円/株と増配予定です。

先週と全く同じでコロナショックが加味されていないため現状なんとも言えません。

配当金を80円だとすると現在の配当利回りは6.67%です。

配当が50円になっても配当利回り4%越えで高配当と言えます。

一方配当性向は

去年の配当性向は27%で三菱商事よりさらに低い水準です。

問題ないですね。

業績

では気になる業績を見てみましょう。

業績では

  • 経常利益
  • EPS
  • 自己資本比率
  • 営業CF

これらを確認していきます。

経常利益

こちらは一昨年から今年の4月決算までの経常利益の図です。

経常利益は上昇傾向かどうか見ていきます。

経常利益=企業が通常行っている業務の中で得た利益

薄紫が一昨年のデータで薄緑が去年、薄赤が今年です、

前年度に比べると1~3Qで利益は落ちてしまっています。

コロナショック以前の時期でも減少しています。コロナショックで4Qが少し心配です。。

EPS

EPSは高ければ高いほど良いです。上昇傾向かどうか見ていきます。
EPS=当期利益÷期末の発行済み株式数

1株あたり純利益を示すEPSですがここ数年は横ばいです。
こちらも今後の決算での予想の動きが気になるところです。
予想通り動いてくれれば配当も期待できるのですが・・・

自己資本比率

どれだけ借金せずに自分の会社を運営しているかの指標です。

50%を目安にしています。50%以上で安定しているかどうかがポイントです。

低ければ低いほど他人資本の影響を受けやすい=不安定ということになります。

大体30%程度で推移しています。三菱商事とほぼ同じ傾向、割合です。

やや低いですが、着実に増えてきており、安定感はあります。

営業CF

営業CFとは本業における収支です。

もちろん高ければ高いほど増え続けていればいるほど良いです。

増加傾向か見ていきます。

横ばいで経過しています。

高配当株=成熟した企業なので今後もあまり変化はないでしょう。

コロナショックで今年に限っては大きく落ちてしまうことが予想されます。

総括

ほとんど三菱商事と内容は同じですね。

1~3Qの報告から利益は落ちると予想されますが、コロナショックもありどこまで落ちるのか心配ですね。

会社は増配する予定になっていますが5月8日の決算での報告を待ちましょう。

まとめ

景気によって大き株価が上下しますが、物流など生活に必須の分野でもあり、元々の企業価値が高い安定感のある企業なので株価が下がっている今が買い時と考えます。ですがまだ底かどうかはわからないため少しずつの買い増しをおススメします。

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