高収入ほど節税によるメリットが大きい。
しかし、デメリットもあるためお金に余裕がない人は考えてからにしましょう!
Contents
iDeCoとは?
そんなあなたに一言で表すと
です。
年金制度についてはこちらを
もう少し詳しく言うと毎月決まった額(自分で選べる、上限あり)で金融商品を買い、60歳以降に現金化していくというものです。
そんなあなたは「貧困老人」の未来が待っている。
政府が「老後までにみんな2000万円貯めといてね!よろしく!」と言ったのは覚えていますか。現在の年金制度では「老後は年金暮らし!」ができないです。
だからこそ政府は考えました。
そこで「iDeCo」(個人型確定拠出年金)の登場です。個人型確定拠出年金という名前は覚えなくていです。
「iDeCo」は年金なのでお金を入れても60歳まで現金に換えることができないです。
何かあってもすぐ使えないんでしょ?
その通り。
だけど「iDeCo」には政府が付けた「特典」があり、その「特典」がお得なため自分はおススメします。
iDeCoの特典
1.運用中に得た利益に税金はかからない
基本的に「投資」で得た利益には20%程度税金が取られます。それが「iDeCo」かからない。お得ですね。
2.掛け金が全額「所得控除」され、毎年税金が戻ってくる
これが年収1000万超勢(所得税率33%勢)にはでかい。このために「iDeCo」をやると言っても過言でないです。
自分の場合こんな感じです。
「イデコ 節税効果」でググればすぐシミュレーションできます。
つまり「iDeCo」で買った金融商品が全く値上がりしなくても毎年これくらいの恩恵があるのです。
3.運用資産を受け取る時に、「退職所得控除」「公的年金等控除」が受けられる
これは簡単に言うと「金融商品を現金にするときに税金お得だよ」ということです。
iDeCoのデメリット
ただデメリットもあります。
1.60歳まで引き出せない
年金なので60歳まで自由に現金化できません。つまり現在お金に余裕がない人はやらない方がいいです。一番のメリットである節税効果も年収が高くないと効果が下がります。
2.口座開設・維持に意外と手数料がかかる
これは口座を作るのだから当たり前。SBI証券の場合「iDeCo」口座作成時に3000円程度、口座維持に180円/月かかります。節税効果に比べれば微々たるものですが。
3.「特典」が変わる可能性がある
様々な「特典」だが数十年後も同じ「特典」とは限らない。政府が急に「なんか気分変わったからやめるわ」と言ったらそれまでです。(そんなに大きく変えることはないと思われるが)
20年後には「iDeCo専用の新しい税金制度作るわ」ってなってるかもしれない。つまり今のままのお得度がずっと続く保証はないということです。
4.受け取り方を工夫しないといけない。
積み立てたお金を受け取る際に税金が発生します。医師のような退職金がほとんどない職業はいいですが公務員など退職金ががっつり出る場合、受け取るタイミングを工夫しないと税金がかかってしまいます。これはまた別の記事で考察します。⇒こちら
5.元本割れの可能性がある
投資商品は金融庁のお墨付きだけしか選べませんがそれでも元本割れの可能性があります。
以上踏まえてお得だと思うなら「iDeCo」口座をまず作成しよう!
自分の場合
2.資料に従って、必要書類を勤務先に提出
3.勤務先から帰ってきた必要書類をSBI証券に送る
4.数か月待つ(長い)
5.口座完成!
このように口座作成は時間はかかるし面倒なので早めに片付けたほうがいいです。
そして口座ができたら
2.月にいくら買うか決める(上限が決まっている。一般的な勤務医なら23000円/月)
これだけ。数分でできます。
まとめ
そこそこの年収があるなら「iDeCo」はお得(特に税金面で)。
でもデメリットもそれなりにあるのでよく考えてから始めましょう!
コメント
[…] 年収1000万円はiDeCoから始めるのがいいんじゃない?まだあなたが何も投資をしたことがないのだとしたら「iDeCo」(個人型確定拠出年金)から始めよう。 iDeCoとは? そんなあなたに一言 […]
[…] iDeCoから始めるのがいいんじゃない?あなたがお金に余裕があり、何も投資をしたことがないのだとしたら「iDeCo」(個人型確定拠出年金)から始めよう。 高収入ほど節税によるメリッ […]
[…] iDeCoから始めるのがいいんじゃない?あなたがお金に余裕があり、何も投資をしたことがないのだとしたら「iDeCo」(個人型確定拠出年金)から始めよう。 高収入ほど節税によるメリッ […]
[…] iDeCoから始めるのがいいんじゃない?あなたがお金に余裕があり、何も投資をしたことがないのだとしたら「iDeCo」(個人型確定拠出年金)から始めよう。 高収入ほど節税によるメリッ […]
[…] NISAや積立NISAについてはこちら、iDeCoについてはこちらを確認下さい。 […]
[…] そのためiDeCoはこちらでも説明した通り、家計に余裕があり、なおかつ収入が高い(所得税率が高い)人におススメであり、全ての人が加入するべきものではありません。 […]