その理由を理解しよう!
Contents
投資信託は2ステップで選ぼう!
初心者、投資素人の投資信託の選び方は次の2ステップだけ!
これだけです。
リスク許容度の話
リスク許容度とはそのまま「どれくらいのリスクに耐えられるか」です。
こちらで少し触れていますが実際あなたの年収、性格、家族構成からリスク許容度はこれくらいですと簡単に示すことができません。
なので初心者は小額から投資を始め、その値動きの感覚を掴むことをおススメします。
またリスク許容度は環境によって容易に変動するので今頑張って一つの数字を導き出しても無意味です。
ここらへんの詳しい説明はリバランスについての記事(作成中)でお話させていただきます。
投資信託の種類
投資信託にはいろいろな種類があることはご存知だと思います。
各タイプにどんなものがあるか見ていきましょう。
資産タイプ
- 株式
- 債券
- REIT(不動産)
- 金(コモディティ)
- ミックス(株式・債券・REITのミックス)
ファンドタイプ
- インデックス型
- バランス型
- 通貨選択型
- ブルベア型
投資地域
- 日本
- 米国
- 全世界
- 先進国
- 新興国
- その他各国
分配金
- 分配金あり(年1・年4・年6・毎月)
- 分配金なし
全てを網羅するとこの組み合わせを全て考慮しなければなりませんが、実際はそんなに選択肢はありません。
実際に我々が選ぶのは
資産タイプ
- 株式
ファンドタイプ
- インデックス型
投資地域
- 米国
- 全世界
- 先進国
分配金
- 分配金なし
です!
まず資産タイプですが株式一択です。
株の利回りはすごい!
債権とか最初から買えばいいんじゃない?
株には圧倒的リターンがあります。超有名投資家ジェレミー・シーゲル氏の著書Stocks For The Long Runで以下のような図が示されています。
これは1802年に1ドル投資をすると2015年(約200年)で何ドルになっていたかを調べたグラフです。
なんと株に1ドル投資するだけで200年で600000ドルになっています。
まぁなかなか200年後のことを考えて投資する人はいないでしょう。
しかしこれほど債権や他の商品に比べ株は圧倒的なのです。
実はこのグラフでもう一つわかることがあります。
それは現金資産は持っていても全く値上がりしないどころかむしろ価値が下がるということです。
1ドルをタンスに入れて200年経ったら0.07ドルになっちゃってます。
これはインフレによるものです。
インフレの参考記事
【まず初めに】必ず理解しておきたいこと!【投資】
債権や他の資産はダメなのか?
ダメではありません。
ですが株のリターンが圧倒的で長期で投資すれば元本割れの可能性もほとんど0にできます。
まずはじめは株式の投資信託を小額から始め、自分のリスク許容度に合わせて調整するのがおススメです。
ファンドタイプはインデックス型一択
ファンドタイプもいろいろありますが
の記事で示した通りインデックスファンドをおススメします。他は手数料も高く、無視で良いです。
分配金について
分配金は要りません。
分配金はあなたのかった投資信託の収益から配られますが、その度に税金がかかり、また配るためのコストもかかるため非効率です。
投資信託の利点である配当金再投資のメリット(配当が出ても税金なしで自分の元本に組み込まれる)が生かせなくなります。論外です。
地域の選び方
地域は米国・先進国・全世界の3択になります。
なぜなら米国がgoogleやマイクロソフトを始め圧倒的にリターンが良い企業は米国に集中しているからです。
投資先に米国を加えない選択肢はありません!
ここで米国のみにするか、先進国にするか、全世界(先進国+新興国)にするかを選ぶのですが、正解が存在しません。
過去10年では米国の1強であったため米国のみが一番リターンが優れていました。
ですが、米国株は値段が上がりすぎと考える方も多く、これからは他の国の株価の方が値上がる可能性があります。
個人的には全世界株式が良いと考えます(これでも中身の6割は米国株)
実際に選んでみよう!
SBI証券、楽天証券で「投資信託 ランキング」と調べるといろいろ出てきます。
投資信託のページにSBIでは分類、楽天証券ではアセットタイプという項目があります。
ここに国際株式だったり株式+債権のバランス/ミックスだったりが書いてあります。
私たち素人はたくさんの情報があっても正しく評価することができません。
だからみんなの真似をしましょう。
ここで最初の2ステップです。
1.信頼できる会社(ファンド)が運営している商品を買う。
信頼できる会社は決まっています。
ブラックロック社
ステート・ストリート社
これがBIG3と呼ばれます。あまり日本では聞きなれないですね。
しかし投資界では携帯会社でいうドコモ、AU、ソフトバンクです。
日本の会社じゃだめなの?
日本のでも悪くないです。
しかし、実はこのファンドというものは大が小を兼ねるのです。
理由としては
理由は簡単で1億円運用するのも2億円運用するのも人件費は変わりません。たくさんの人から少しずつ手数料を取った方が安くなります。
②倒産リスクが減る
お金が潤沢にあれば多少の暴落ではお金が底を尽きることはありません。
以上の理由からBIG3の安心感はケタ違いです。
安心できる会社=みんなが投資している会社です。さらに手数料も安いとなれば悪いところなしですね。
2.人気のある商品を買う。
楽天証券の投資信託人気ランキングから探してみましょう。
先ほどの通り、左のチェックボックスに「海外株式」「インデックス型」「米国」「グローバル(日本を除くすべて)」「先進国」にチェックを入れて検索しましょう。
すると以下の通りになります。
- eMAXISSlim米国株式(S&P500)
- 楽天・全米株式インデックス・ファンド
- eMAXISSlim先進国株式インデックス
- <購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド
- 楽天・全世界株式インデックス・ファンド
- eMAXISSlim全世界株式(オール・カントリー)
となりました。
4位はみなさんご存知ニッセイのファンドです。悪くないですが良くもありません。笑
4位を除くと大きく2種類に分けられることがわかりますね。
- eMAXIS slimシリーズ
- 楽天インデックスファンドシリーズ
簡単に言えば運営が違うだけです。
- eMAXIS slimシリーズ=三菱UFJ国際投信
- 楽天インデックスファンドシリーズ=楽天投信投資顧問
どっちもいいです!笑
あまり優劣はつけられません。
もし今投資を始める人におススメするとしたら6位の
eMAXISSlim全世界株式(オール・カントリー)
を勧めます。
理由は今後も米国一強かどうかはわからないからです。(有名なバンガード社の見通しでも米国株より他の国の株の方が伸びるのではないかという予想が立てられています。2020年6月現在)
もちろんNISA、積立NISA、iDeCoもOKです!
これ一本で全世界の株式に投資できます!しかも超低コスト!
もしあったら今頃大人気です!笑
ミックスファンド(バランス型)はだめなの?
確かに株式と債権両方同時に投資できるバランス型もあります。
バランス型はSBI、楽天どちらにもランクインしている
が有名です。
しかし、三菱UFJ国際-eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)は
2) 先進国株式:12.5%
3) 新興国株式:12.5%
4) 日本債券:12.5%
5) 先進国債券:12.5%
6) 新興国債券:12.5%
7) 日本REIT:12.5%
8) 先進国REIT:12.5%
の内訳となっています。
はい美しすぎる比率ですね。
なぜこのような美しい比率になったかわかりますか?
それは
投資初心者に売り込みやすいからです。
まとめ
基本的にはド定番を選ぶべし!
現時点ではおススメはeMAXISSlim全世界株式(オール・カントリー)です!
コメント
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