Dの運用報告(2021年5月)

Dの報告(2021年5月)

証券口座と保有株式一覧

SBI証券
eMAXISSlim全世界株式インデックス(日本除く)・・・iDeCo(月23000円)
eMAXISSlim先進国株式インデックス・・・積み立てNISA(月33333円)
eMAXISSlim全世界株式(オールカントリー)、楽天VTI・・・毎月積立
eMAXISSlim新興国株式インデックス、SBI-S&P500・・・保持のみ
VTI・・・積立なしの通常購入

SBI証券(妻)
SBI-S&P500・・・積み立てNISA(月33333円)

楽天証券
楽天VTI・・・毎月積立+ポイント投資(月50000円)

SBIネオモバイル証券
日本株(56社・単元未満株)
保有銘柄はこちら

定期報告

まず例のごとく今月のポートフォリオとして今の有リスク資産比率をお見せします。

現金(無リスク資産)比率は前月23%→22%と横ばいで経過しています。

無リスク資産はまず20~25%を維持しつつ、総資産が増えたら20%程度まで減らす予定です。

・インデックス
全世界株式:eMAXIS slim全世界株式(オールカントリー)
先進国株式:楽天VTI(投資信託)、VTI(ETF)、eMAXIS slim先進国株式、SBIバンガードS&P500
新興国株式:eMAXIS slim新興国株式

・日本高配当株
高配当銘柄多数

毎度同じですが今の資産は

有リスク資産

  • インデックス運用:71%
  • アクティブ運用:4%

無リスク資産

  • 現金:23%(内米ドル0%)

となります。

目標とするポートフォリオは

と非常にシンプルなものにしたいと考えています。

自分でいろいろな投資信託やETFに手を出せば出すほど投資の効率(シャープレシオ)は悪くなります。こちらは少し参考になると思います

より簡単に言えば自分のおススメしている時価総額加重平均型の投資信託は頭のいい人達が考えた現時点で最も良い方法なのです。

ここに自分なりのアレンジ(いろいろな投資信託を組み合わせたり、個別株を加える)は自分のポートフォリオの効率(シャープレシオ)を落とすことになります。

ポートフォリオのシャープレシオの求め方

今回はポートフォリオのシャープレシオを計算する方法を紹介したします。

シャープレシオが高い程良いポートフォリオとされるのはみなさんご存知ですね。

自分はこちらのサイトでシミュレーションしています。

まずは自分のポートフォリオ(現金20%、株式80%)を例にして説明します。

このように現金を日本債券の欄で代用しています。現金なのでリターン0.01%、リスク0%に設定します。

先進国株式の欄を全世界株式の代用とします。リターン10.2%、リスク18.9%に設定します。このリスク、リターンをどう設定するかで大きく評価が変わってしまうので重要です。

このシミュレーションでは投信アシストにある外国株式のリスク、リターンの数字(18年)を使用しています。

投信アシストの画像も添付します。

合計1000万円としていますがこれは適当です。比率さえ合えばいくらでもいいです。

全て投信アシストでシミュレーションしないのは投信アシストでは現金を含めたポートフォリオが作成できないからです。こちらのサイトでは自由にリスクとリターンを設定できるので現金を含めたポートフォリオのシャープレシオを計算できます。

計算結果

今の自分のポートフォリオのリターン、リスクが計算できました。

リターンは約8%、リスクは約15%となります。

シャープレシオは8.16÷15.12=0.539となります。

計算するとわかりますが全て株式のポートフォリオとシャープレシオはほぼ変わりません。

そしてこの計算を元に投信アシストで20年5.6万円(積み立てNISA3.3万円、iDeCo2.3万円)積み立てた場合のシミュレーションをしてみましょう。

最頻値(最も起こる可能性が高い数値)は2710万円となりました!

ここでみなさんに再確認していただきたいのはこのリスクの持つ意味です。

よくみなさんが目にする積み立て投資のシミュレーションはこちらですよね?(これも投信アシストのシミュレーションです。)

このシミュレーションはリスクを無視してリターンの複利効果のみを計算しています。

先ほどのシミュレーションと積立額(投資元本)、積立期間、年リターンは一緒ですが500万円も差が出ています。

一般的に投資商品を勧める場合、こちらのグラフが用いられることが多いです。それは見た目が分かりやすく、結果も良く見えるからです。

でも実際はリスクを評価しなければ本来手に入る金額が思ったより少なくなってしまいます。

リスクについてわからない方はこちらでも紹介しています。

仮想通貨などリスク(ボラティリティとも言います)が高い商品は我々が行う老後資産形成のための長期投資に向きません。

リスクが高いのはさることながら、リターンも20年というスパンではどうなるか全く予想がつかないからです。

自分の投資の目的を再認識し、無理ない投資を続けましょう。

他の月の運用報告でいろいろなシミュレーションをしているので良かったら見て下さい!

運用成績

次に今月の成績です。

投資信託 vs 高配当株(配当金込み)=インデックス運用 vs アクティブ運用で表示します。

アクティブ運用が勝っています。

やはりドコモ、オーデリックのTOBによる売却益の影響が大きいですね。

といってもアクティブ運用は放置中なのでこのグラフに特に意味はありません。汗

次に今までの年利回りを見てみましょう。

年利回りは総利回り÷投資月数(5月で32ヶ月目)×12で計算しています。

投資を始めて3年弱ですが、年利10%となっています。

逆にここ数年の相場で年リターン10%以下の場合、あなたの投資の才能は無いかもしれません・・・

インデックス型投信積立

ここにはiDeCoや積み立てNISAも含まれます。

iDeCo、積み立てNISAで積み立てている以下の投資信託の他にeMAXISSlim全世界株式をメインに積立してます。(他にも楽天VTIにも積み立て中です)
SBI-S&P500、eMAXISSlim新興国株式インデックスに積み立て投資をしていましたが現在は保有のみです。
全世界株式にした理由は2020年6月の運用報告で説明しています。

iDeCo

eMAXISSlim全世界株式インデックス(日本除く)に月23000円投資しています。

実質フリーランスの医師であるためもっと掛け金を増やすこともできますが、また常勤に戻る可能性もあるためそのままにしています。

前回

今回

着実に利益を増やしています。

スイッチングを途中でしているのでここでの損益率は本来の数字より若干下がっています。

iDeCoの年平均リターン目標は5%です。5年くらいしたらドルコスト平均法であるiDeCoと一括投資した際の年平均リターンを比べようと思います。はたしてこの5年はドルコスト平均法が吉と出るのでしょうか。

年利5%を想定して60歳まで積み立てます。

ちなみに月23000円が年5%で増えていくと20年で

20年で約2倍になります。(注意:これはリスクを考慮していません!)

節税効果も合わせると利益はこれよりさらに大きいです。

うちの家計では節税効果として約90000円/年となっています。(所得税23%+住民税10%で計算)

実は受け取り時に税金がかかるのですが退職金として受け取ることでできるだけ税金を払わないようにする予定です。

【あなたはどうする?】iDeCoの受け取り方

ですが先ほど申し上げた通り、30年後に暴落が来るかこないかで年平均リターンは大きく変わるので今の時点での年平均リターンはあまり意味はないです…

積み立てNISA

先月

今月

現在年40万=月33333円の積み立てています。

目標は5~7%/年です。今のところは余裕で目標を超えています。

月33333円投資して年7%増加していけば20年で799万が1701万円になります。

夫婦でやっているので2倍の効率です。

米国ETF投資

保有ETF VTIのみ
実質手数料無料のドル買いの方法を以前に投稿しています。こちら
確かにETFは投資信託と比較して信託報酬(維持コスト)は安いのですが、為替を考慮しなければいけないため自分は投資信託での投資をメインにしています。
投資信託自体の信託報酬が安いのでETFと長期で見ても大きくコストは変わりません。しかも投資信託であれば配当が自動で再投資されます。ETFでは一度配当金として税引き後が手元に来てしまうため効率が少し落ちるのです。

日本高配当株投資

自分は56社の日本の高配当株を少量ずつ持っています。

現在56銘柄となりました。

目標は月3万円(税引き後)の配当所得の形成です。(下方修正しています)

ポートフォリオの5%以内という制限の中でできるだけ良い配当が得られるように頑張っていきます。

日経平均の調子が良く、かなり成績は良いです。

まとめ

リスクを考慮したシミュレーションの方法を紹介しました。

自分は医師免許を持っているのでリスク許容度が高いと考えています。(投資で資産が減っても仕事でカバーできるため)

それでも株式インデックス投資がせいぜいです。

これ以上リスクは取れません。

先ほどのシミュレーション結果にありますが、今のリスクとリターンを取り続け、20年投資を続けても10%弱の可能性でほとんど利益がない場合もあります。

前にも言いましたがこのポートフォリオはかなりハイリスクなポートフォリオです。

株式インデックス投資は決してローリスクではないことを再認識下さい。

まして個別株は超ハイリスク、仮想通貨は超超超ハイリスクになりますので安易に手を出すべきではありません。

twitterでは当たり前のように個別株や仮想通貨をポートフォリオに組み込んでる方が大勢いますがもう一度本当に自分に必要か考えて見て下さい。

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ブログ収益報告

ブログ開始2019年9月 ブログ開設20か月目 記事数131(前月+1)

Google検索順位(過去28日間)

収益

アドセンス収益0円(8000円まで振り込みされないため)

ブログ経費

サーバー代(Xserver)28か月分 31400円(約月1000円)

まだまだ赤字経営です・・・

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twitterで投資や医療についてたまにツイートしています。

よろしければフォロー@doctord_DrDお願いします。

ブログの更新のお知らせもやっています。

コメント

  1. Dr.S より:

    はじめまして。30代勤務医、2児の父です。
    同世代で同じ医師ということもあり、勝手に親近感を抱きながらいつもこっそりブログを拝見しております。

    私もインデックス積立をメインに、しばしスポット購入や個別株の運用をしていますが、元々チキンな性格なので、ポートフォリオは現金80%、投資信託+個別株20%程度で推移しています。
    買い増したい気持ちはありますが、昨今の株高もありなかなか踏ん切りがつきませんね。

    Dr.Dさんの資産規模はいかほどでしょうか。
    また、毎月の運用報告に、資産推移のグラフがあるとよりわかりやすいかなと思います。

    ブログの更新を楽しみにしてます。
    がんばってください!

    • doctord doctord より:

      知り合いには名前がバレてるので総資産額を出すのははばかられます(汗)

      ですので総資産額は数千万円とざっくりとしかお答えできません。
      資産額をぼかせば資産推移はグラフにできるかもしれないので検討いたします。

      現金20%で投資信託を崩さずに大抵のイベントは乗り越えられると思っていますが子供にお金がかかるようになればもう少し現金比率増やすかもしれません。

      医師はものすごくリスク許容度が高いと思うので自分はリスクをそこそこ取っています。
      Twitterなどではインデックス投資は「無難」な投資とされていますけどね、

      コメントありがとうございます。
      これからも良かったら見て下さい。