Dの運用報告(2021年2月)

Dの報告(2021年2月)

証券口座と保有株式一覧

SBI証券
eMAXISSlim全世界株式インデックス(日本除く)・・・iDeCo(月23000円)
eMAXISSlim先進国株式インデックス・・・積み立てNISA(月33333円)
eMAXISSlim全世界株式(オールカントリー)、楽天VTI・・・毎月積立
eMAXISSlim新興国株式インデックス、SBI-S&P500・・・保持のみ
VTI・・・積立なしの通常購入

SBI証券(妻)
SBI-S&P500・・・積み立てNISA(月33333円)

楽天証券
楽天VTI・・・毎月積立+ポイント投資(月50000円)

SBIネオモバイル証券
日本株(56社・単元未満株)
保有銘柄はこちら

定期報告

まずはじめに今月のポートフォリオとして今の有リスク資産比率をお見せします。

現金(無リスク資産)比率は前月34%→33%と横ばいです。

3月には確定申告での還付があるので現金が多くなります。スポットで投資信託を買い増ししたいと考えます。

この無リスク資産はポートフォリオの25%が目標なのでまだまだ投資余力はあります。

・インデックス
全世界株式:eMAXIS slim全世界株式(オールカントリー)
先進国株式:楽天VTI(投資信託)、VTI(ETF)、eMAXIS slim先進国株式、SBIバンガードS&P500
新興国株式:eMAXIS slim新興国株式

・日本高配当株
高配当銘柄多数

毎度同じですが今の資産は

有リスク資産

  • インデックス運用:63%
  • アクティブ運用:4%

無リスク資産

  • 現金:34%(内米ドル2%)

となります。

目標ポートフォリオは今まで

としていました。

ドルはもう現金で持っていても仕方がないと判断し、日本円にするのも勿体ないのでVTIでも購入しようと思います。

また、日本高配当株もほとんど投資信託に勝てる要素が見当たらないため買い増しはすることが無くなるかもしれません。

以上を踏まえて目標とするポートフォリオは

となります。非常にシンプルですね。

自分でいろいろな投資信託やETFに手を出せば出すほど投資の効率(シャープレシオ)は悪くなります。こちらは少し参考になると思います

より簡単に言えば自分のおススメしている時価総額加重平均型の投資信託は頭のいい人達が考えた現時点で最も良い方法なのです。

ここに自分なりのアレンジ(いろいろな投資信託を組み合わせたり、個別株を加える)は自分のポートフォリオの効率(シャープレシオ)を落とすことになります。

月10万円の投資シミュレーション

前回同様ですが月10万円を投資や貯蓄に工面した際の30年の投資予想です。

もう読んだ方は読み飛ばして良いです。

30歳から何とか月6.6万円投資しつづければ

月6.6万円はiDeCo(2.3万)+積み立てNISA(3.3万)+楽天でのカードでの投資(1.7万)で十分です!

シミュレーションした結果がこちらです。

  • 現金(=無リスク資産)はリスク0%、リターン0.01%(預金の金利)
  • 全世界株式(=有リスク資産)はリスク12.5%、リターン6.75%(こちらの記事でも紹介した全世界株式の10年の平均リスク・リターンを参照)

このポートフォリオでは年リターン4.73%、リスク8.75%となっています。

0円からスタートし、毎月10万積み立て(3.3万を現金で預金、6.7万を全世界株式に投資)できれば20年後には6732万円くらいになる可能性が最も高そうです。

総資産額が増えればその都度現金の保有額は増えますので年齢に応じて現金保有額が増える見込みです。

元本割れは1%です。(あくまでこのリスクとリターンが30年続いた場合)

このシミュレーションで30年後に現金が1080万になる予定です。

月10万円を資産運用(貯蓄+投資)に向けられればかなり老後は安定した資産形成ができることが予想されます。1000万現金があれば急な出費にも対応可能だと思います。

しかも株式を多く持つのでインフレ対策にもなります。

デメリットとしては株式オンリーなのでリスクがそこそこ高いことです。

このポートフォリオでは1年で数%(つまり30年後の総資産が一番高い時であれば1年で数百万円)の値動きをするということです。

この値動きが気になる方は総資産が増えてきたら現金含め低リスク・無リスク資産の割合を増やす必要があります。その分もちろんリターンも減りますが・・・

もちろんドルコスト平均法ではなく一括投資してポートフォリオを完成させることも可能ですが、リスクにゆっくり慣れていくために理論上はコスパが悪くても自分はドルコスト平均法で積み立てます。→詳細は【投資初心者卒業!】ドルコスト平均法【リスクは下がらない!?】

理想のポートフォリオに近づいたら積立額を調整しつつ、年に一度(確定申告の返金が来たタイミングが良い感じがします)リバランスを行い、理想(適切なリスクの)のポートフォリオを継続していきたいと考えます。

運用成績

次に今月の成績です。

投資信託 vs 高配当株(配当金込み)で表示します。

グラフだと差があるように見えますが前回同様日本株も大分健闘しています。

オーデリック、NTTドコモのTOBによる売買益や配当(税引き後)も考慮しての利回りになっています。

インデックスには負けていますがTOBによる利益が大きく食らいついていますね。ただインデックス投資の方が投資期間が短い(1ヶ月前とかに買った投資信託も含まれるため)ので投資期間と言う意味では日本株の方が有利ですがそれでもインデックス投資に負けてしまっています。

やはりインデックス一本にした方が結果的に一番利益がでましたね・・・

身をもってインデックス投資のすばらしさを体感できました。

今年より毎月の総合利回り(ポートフォリオ全体だけでなく、有リスク資産のみの利回)もグラフにしてみます。

自分が投資を始めたのはiDeCoで約2年前です。当初は月23000円から投資を開始しました。

それがだんだん積み立てられていき、現在の投資成績としては年利回り10%弱となりました。

一方総利回り(投資金額に対する利益の割合)は20%強です。

年利回り(=年平均リターン)10%は出来すぎなくらいです。7%もあれば十分と考えます。

年利回り5%でも20年で約2倍になります。

今後多少下がると思われますが目標ポートフォリオに近づくまでは入金し続けていきます。

インデックス型投信積立

ここにはiDeCoや積み立てNISAも含まれます。

iDeCo、積み立てNISAで積み立てている以下の投資信託の他にeMAXISSlim全世界株式をメインに積立してます。(他にも楽天VTIにも積み立て中です)
SBI-S&P500、eMAXISSlim新興国株式インデックスに積み立て投資をしていましたが現在は保有のみです。
全世界株式にした理由は2020年6月の運用報告で説明しています。

iDeCo

eMAXISSlim全世界株式インデックス(日本除く)に月23000円投資しています。

実質フリーランスの医師であるためもっと掛け金を増やすこともできますが、また常勤に戻る可能性もあるためそのままにしています。

前回

今回

いい調子です。

スイッチングを途中でしているので本来の数字より若干下がっています。

iDeCoの年平均リターン目標は5%です。5年くらいしたらドルコスト平均法であるiDeCoと一括投資した際の年平均リターンを比べようと思います。はたしてこの5年はドルコスト平均法が吉と出るのでしょうか。

年利5%を想定して60歳まで積み立てます。

ちなみに月23000円が年5%で増えていくと20年で

20年で約2倍になります。

節税効果も合わせると利益はこれよりさらに大きいです。

うちの家計では節税効果として約90000円/年となっています。(所得税23%+住民税10%で計算)

実は受け取り時に税金がかかるのですが退職金として受け取ることでできるだけ税金を払わないようにする予定です。

【あなたはどうする?】iDeCoの受け取り方

ですが先ほど申し上げた通り、30年後に暴落が来るかこないかで年平均リターンは大きく変わるので今の時点での年平均リターンはあまり意味はないです…

積み立てNISA(23か月目)

先月

今月

現在年40万=月33333円の積み立てています。

目標は5~7%/年です。今のところは余裕で目標を超えています。

月33333円投資して年7%増加していけば20年で799万が1701万円になります。

夫婦でやっているので2倍の効率です。

米国ETF投資

保有ETF VTIのみ
ドルを現金で保有していましたが無駄だと考えVTIを今月買い増しします。
実質手数料無料のドル買いの方法を以前に投稿しています。こちら
確かにETFは投資信託と比較して信託報酬(維持コスト)は安いのですが、為替を考慮しなければいけないため自分は投資信託での投資をメインにしています。
投資信託自体の信託報酬が安いのでETFと長期で見ても大きくコストは変わりません。しかも投資信託であれば配当が自動で再投資されます。ETFでは一度配当金として税引き後が手元に来てしまうため効率が少し落ちるのです。

日本高配当株投資

自分は56社の日本の高配当株を少量ずつ持っています。

現在56銘柄となりました。

目標は月3万円(税引き後)の配当所得の形成です。(下方修正しています)

ポートフォリオの5%以内という制限の中でできるだけ良い配当が得られるように頑張っていきます。

今月も買っていません。

日経平均の調子が良く、かなり成績は良いです。

まとめ

まだまだ目標には達していないためリバランスはやっていません。

リバランスについてはこちら

確定申告でも現金がそれなりに返ってくるので一括で投資に回したいと考えています。

そこでポートフォリオを無リスク資産25%に確定させようと考えています。

おまけ

ブログ収益報告

ブログ開始2019年9月 ブログ開設18か月目 記事数129(前月+2)

数字間違ってました、、修正します。

Google検索順位(過去28日間)

先月同様にドル転による検索順位が上位です。

収益

アドセンス収益0円(8000円まで振り込みされないため)

ブログ経費

サーバー代(Xserver)28か月分 31400円(約月1000円)

まだまだ赤字経営です・・・

コメント

  1. ユウキ より:

    お初にお目にかかります、4月から研修医になるもので春休みを利用して楽しくブログを拝見させていただいております。
    就職にあたりましてつみたてnisaとiDeCoを始めようと思い、投資先を長らく考えているのですが、ようやくeMAXIS全世界株にしようと決心がつきました。
    ここからオールカントリーにするか、日本を除くか悩んでいるのですが、どちらがいいと思われるでしょうか。
    答えがないのは重々に承知ですが、どうしても決めかねてコメントさせていただきました。
    適当でもいいのでお返事いただけると幸いです。よろしくお願いいたします。

    • doctord doctord より:

      お返事が遅くなり申し訳ございません。ブログにもある通り自分はeMAXISSlim全世界株式(オールカントリー)をメインに投資しております。
      個人的には日本を除いても除かなくても大差がないのでどちらでも良いというのが本音です。
      今後20~30年で日本が世界的全体を引っ張って成長していく、もしくは世界全体の平均程度成長すると考えるのであれば日本入り、日本は世界全体に比べ成長が遅いと考えれば日本を除けば良いと思われます。
      でも結局20~30年後の未来はわからないのでどっちでも良さそうですね。